読書

並行読み

塩野七生「ローマ人の物語IX 賢帝の世紀」とユリウスカエサル「ガリア戦記」、それにマキャウ゛ェッリ「君主論」と高坂正堯「文明が衰亡するとき」をいま、同時進行で読んでいる。塩野七生つながりであることが明らかなラインナップだ。今日で「ローマ人の物…

塩野七生「ローマ人の物語」(代表して第四巻ASIN:4103096136)

塩野七生「ローマ人の物語」は、古代ローマ帝国の誕生から滅亡までを年一冊、1992年から2006年までを費やして描こうとする、歴史物語である。現在は11巻まで出ている。話は五賢帝時代の終わり(11巻はマルクス・アウレリウス帝から)、ちょうどギボンが「ロー…

旅先で本を読む

旅は本を読むいい機会だ。一人旅や出張ならともかく家族や友人と旅に行くのに本を読むなんて、そんな暇はないよ、と言う人もいるだろう。しかし、これは心がけの問題であって本を読む時間はじゅうぶんにある。 試しに今年、旅行に行ったときに読んだ本を挙げ…