どこを誰が撮っても


 このゴールデンウィークに友人たちと三重県の赤目温泉に行った。赤目四十八滝を見に行くというのでてっきり散策程度と考えていたのだが甘かった。まるっきりハイキングである。しかも晴れていて30度はあろうかという日射しなのに足場が濡れていて状態が悪い。岩はつるつると滑り土はどろどろになっている。油断できない。大人の急ぎ足で往復で3時間以上かかった。
 それでも少しずつ気に入った景色をデジタルカメラで撮り続けた。帰ってからパソコンで見てみると、これがいい。自分だけでなく、誰に見せても評判がいい。おれって結構こういう才能あるんやないの、と思う。でも、これだけ雄大な自然、誰がどこを撮ってもそれなりの絵になるのは当然のことか。